2012年2月26日日曜日

カーテン・玄関ドア

家づくりもいよいよ終盤に入り、4月の娘の結婚式、引っ越しを前に、やるべきことや
決めるべきことがつぎつぎと出てきて、毎日がめまぐるしく過ぎていく。

一昨日は引越業者さんの見積もり2件を取り、昨日は軽井沢の現場を日帰りで訪ね、
今日は娘と待ち合わせて、マナトレーディングのショールームにカーテンを見に行った。

娘の方も結婚式がカウントダウンに入ってきたのに、出張が続いて仕事が忙しく、
Wedding準備の時間を捻出するのに悲鳴をあげている。ここ2,3週間は、電話で話す暇
もないくらいだったが、今日は久々にまとまって話ができた。

カーテンは窓の面積が大きいので、色を抑えた光沢感のあるものになりそう。寒さ対策
のため裏をつけて厚みを出してもらう予定。

工事の方はとても順調で、ひとつひとつの施工がとても丁寧なのがありがたい。
今決めなくてはいけないことのひとつは、玄関ドアのハンドル。
玄関ドアは最初から造作してもらうようお願いしていた。
部材は米松を使い、こんな感じに仕上がる。シンプルイズベストというデザイン^^


























山の家でもやはりカラマツ材で造作してもらった玄関ドアに鋳物のハンドルをつけた。

今回ドアハンドルには真鍮を使いたいと言ったら、工務店さんでこんなのを
見つけてくれた。Union社のもの。

 


すごく格好いいが、ラッチと連動してないので、使い勝手の点が多少心配。

私もネットでこんなのを見つけた。こちらはWest社製。




真鍮製
ハンドルの上の部分に錠がつく
 














こちらはアルミ製の
鏡面ゴールド仕上げ
  
この件は娘からの回答待ち、さてどんな結論になることか?
3月の中旬くらいまでには内装もほぼ仕上がる予定。ドキドキします!

2012年2月24日金曜日

Happy 8th Birthday!

2月21日プシケーが8歳のお誕生日を迎えました。

バースデーケーキを前にした撮影で、「早く食べたいのにー」と文句を言って
唸っています。人間のように今にもしゃべりそうな表情。。。

最近、ますます自己主張が強くなって、なんでも目と口で訴えます。

この子と8年間を共に過ごしてきました。

2012年2月21日
プシケー8歳のお誕生日

8年前にプシケーに初めて出会ったのは、ネット上での 里親募集の写真(下)です。
イングリッシュセター愛好家のメーリングリスト上の情報でした。

我が家の先代のイングリッシュセター、ボンボンが迷子になって捜索の日々を
送っていた頃でした。探しても探しても有効な情報は何ひとつ出てきませんでした。
チラシを見た人から白い迷子犬の連絡があっても、駆けつけてみると全然違う子ばかり。
悲しみと失意のどん底の中で、ネット上に何か手掛かりがないかと探していたとき、
この坊ちゃん坊ちゃんしたお顔のセターの子犬の写真に出会ったのです。

このりりしく屈託のないお顔が、私にとって絶望の中の唯一の慰め、希望の光となりました。

佐賀の実家のママさんに
抱かれて撮った写真です。生後2カ月。
迷子になったボンボンは猟で棄てられ保護された犬で、人とも他の犬ともうまくやるのが
難しい子でした。だからこそその子を幸せにしたくて、ずっと訓練を続け頑張っていた
のでしたが。。。

飼い犬を迷子にしてしまうようなダメ飼い主に里親募集に応募する資格なんてないと
思いながらも、他の人にこの子が引き取られてしまうと思うといてもたってもいられなくて、
飼い主さんにすべての事情を打ち明け、この子犬ちゃんへの熱く切ない思いを伝え、
この子を託していただけたら幸せですというお手紙を差し上げたのです。

すると、佐賀のママさんからよいお知らせがありました。里親候補者の中から、ご主人様が
私たちを選んでくださったというのです。

そこから、私たちの人生がこの子犬とともに大きく変わっていきました。

プシケーのいるところにいつも笑いあり。

めちゃめちゃやんちゃで、人騒がせった子供時代のプシケーです。

泥遊びをした満足そうなお顔

2012年2月20日月曜日

バラの新苗をオーダー

中軽井沢のお庭に植えるバラの新苗を、今日ネットで7本オーダーした。

バラ栽培を始めてから15、6年、この間に次々といろいろなバラに夢中になった。

今回新たにバラの庭を一から作ることになって、さて何を植えようかと改めて
自分の心に問いかけてみると、やはりバラを始めた最初の頃に心惹かれた品種には
特別の思いがあるということに気付く。
今回のオーダーは、そうした思い出のバラの中から特に景観を作り出す品種を選んで
いる。香りも 大事なポイントだった。


新しいバラのリスト

☆今までに植えたことのあるバラで再チャレンジする品種

シティ・オブ・ヨーク 山の家のメインバラだった
パパ・メイアン 大輪でベルベットのような深紅の花弁 ダマスクモダンのくらくらするような香り。 初期の頃に出逢ったバラ              
スヴニール・ド・ラ・マルメゾン 重なりの多いペールピンクのシルキーな花弁、うっとりする香り
初期の頃に出逢ったバラ


川崎の家でアーチに絡んでいたスヴニール・ド・ラ・マルメゾン
枯らしてしまいました
    
















☆友人がもっていて一度は植えてみたかったバラ

マーシャル・ニール 緑山の友人宅に咲いていた、素晴らしい芳香のつるバラ。
グリーンがかった不思議な黄色をしたオールドローズ。 
紫玉 田園調布の友人宅でウィーピングスタンダードになって高いところから枝垂れるように咲いていたシックなオールドロース。初期の頃に出逢った。

 
マーシャル・ニール
さわやかだけど強い香り


以下の写真はすべて,
新苗を注文したバラ苗業者さんの
画像をお借りしました。

紫玉
シックな景観を作り出すバラ


















☆まったく未知の挑戦 野生種2種 秋の実が楽しみ

キューランブラー 大きく成長するので木に絡めてみたい。寒冷地に強い。
ロサ・ヴァージニアーナ 一重のピンクの花が可愛い。刺が少なく扱いやすい。

ロサ・ヴァージニアーナ
















この他に、

☆バラの師匠から先日新しくいただいたスタンダードローズ

アイスバーグ 景観を作るバラの原点て感じです。

☆先日バラ会の講習会で接ぎ木したバラ

ティファニー  大輪のピンクのバラ。HTとしては古くて雰囲気のある品種。
          大好きだったのに枯らしてしまった。 
バロンジロードラン  山の家で大きく育っていた、濃い赤に白の筋が入った印象的なバラ。
ラプソディインブルー 比較的新しいイングリッシュローズ、 はっとするような紫色の花色。
バレリーナ 川崎の家で初めて植えたバラ、のちに山の家にお引越し。
        可愛らしすぎるバラだけど、何だか懐かしくて・・・。成長が早いのもいい。

結果として、最近の品種はまったく含まれていませんでした。
ちょっとノスタルジック路線で、軽井沢の自然と調和するようなバラの庭を目指します。

2012年2月16日木曜日

階段ができました

昨日、軽井沢の現場へ行ってきた。
軽井沢の気温は0℃。終日曇りだったが、私たちが家に着いたときは明るくなって、
家の中に南の陽が差し込んできた。まるで歓迎してくれているみたいだ。

間仕切りができ壁や床の下地が貼られ、階段ができていたので2階にも上がれた。
2階の主寝室は増築したので「わあ広くなってる」と感激。その上、奥には前回
お願いした納戸ができている。1Fの天井裏を利用しているので出入り口は多少
低いけれど、2畳強の空間が確保できている。これは大きな違いだ。



階段にはカーペットを敷いて、
スチールのフラットバーで手すりをつける予定

感心したのは、壁に貼られた断熱材の分厚さ。そして、床から柱や配管が立ちあがる部分にも
断熱材がブローイングされていることだ。前にご紹介したセントラル換気システムの導入に
伴い、断熱材も相当のレベルのものを使用して機密性を確保しているそうだ。

確かに、今回は暖房をしていない家の中で寒さをまったく感じなかった。


上部ピンクのがグラスウール断熱材

白い泡泡がブローイングした断熱材




大工さんによると、少し前にどなたかが現場を見に寄ってくださったそうだ。
ワンコ仲間かな? それとも山の家のご近所さんかな?
いずれにしてもありがとうございます。

2012年2月13日月曜日

伝統工芸の器

私たち家族は、全員がこのテーブルウェアフェスティバルを毎年楽しみにしている。
昨年は、まだ婚約前だった娘婿殿も初めて同行して、とても感銘を受けていた。
陶磁器の伝統工芸の技というのは、心を打つものがあるのだろう。

会場に着いて毎年まっしぐらに向かうのは、我が家の愛犬プシケーの実家の
『鷹巣瑞光堂』さん。大都市のデパートや日本各地の料亭に卸している有田焼の老舗
で、とてもすばらしいセレクションの有田焼に出逢える。よい器には人の心を高揚させる
何かがあるが、このときめきを味わいたくて毎年足を運んでしまう。

今年は私の妹と姪を誘い、娘とかしましく女性4人で押し掛けた。
忙しくて行けなかった息子に頼まれた小鉢を、娘と二人で選ぶ。
鷹巣瑞光堂さんのご主人様いわく、江戸時代の粋を感じさせるデザインだそうだ。







遠くから目に飛び込んできた斬新なデザイン、そしてきめの細かいつや感。
息子に写メすると「絶品です」と満足の返事が返ってきた。

テーブルウェアフェスティバル2012

今年も東京ドームで開催のテーブルウェアフェスティバルに行ってきました。
最終日の前日11日土曜日は、入場にも少し並ぶほどの混雑。年々入場者も増えている気がします。
昨年はフラワーアーチスト、ニコライ・バーグマンの豪華なフラワーアートの展示もあり、今年も
期待していたのですが、ニコライ・バーグマンがなかっただけでなく、全体として生のフラワー
アレンジメント自体が減っていた気がします。不況の影響でしょうか、残念。

食器もいいけれど、お花にどうしても目が吸い寄せられ、知らず知らず全体としてのコーディネート
として見てしまう私です。そりゃあそうですよね、どんないい食器も、やはりそれ相応の演出をして
こそ映えるというものです。とても真似はできないけど、まずは目を肥やすことから・・・。

その意味では、やはりNORITAKEの展示は見ごたえがありました。

Noritake グリーンと白のフラワーアレンジメントが素晴らしい!

これもNoritakeだったと思います。
やはりグリーンと白のお花がステキ。


テーブルウェア大賞コーディネート部門出展の作品
今年多かったのがゴールドとかプラチナを使ったコーディネートでした。

テーブルウェア大賞出品のテーブルセッティング
壁の苔玉のお飾りが独創的でステキでした。最近は和のものに惹かれます。

大倉陶園のペインティングスクールの
生徒さんの作品です。何て素敵な趣味でしょう!

同じく大倉陶園のペインティングスクールの
生徒さんの作品。ここまで描けたらプロ級ですね。

2012年2月11日土曜日

Wedding Invitation



結婚式の招待状が届きました。

4月8日には、大切に育ててきた私たちの娘が結婚式を挙げます。
招待状の差出人は本人たち2人で親の私たちも招待客とは、何とまあ我々の時代とは
隔世の感です。

それにしても、デザイナー同士のカップルらしく、すべてが手作りのペーパーアイテムたち。
2人のイニシャルをデザインして、カードもすべて自分たちで選び文面を印刷して、リボンを
かけています。そのこだわり、その心意気に胸が熱くなります。

封筒は、Invitationの文字が押された蠟で封印されていました。




 結婚式まであと2カ月、いよいよ我が家の春の始動です。
息子も3月から大宮の支店に転勤が決まりました。
今年の春は、家族全員にとって新しいスタートになります。

2012年2月9日木曜日

Happy Valentine's Day

2月もあっという間に過ぎ、バレンタインデーが近づいてます。
今日のフラワーアレンジメントは、ツゲと赤バラでバレンタインのお花を活けました。






オアシスにツゲの枝をぎゅうぎゅうに挿して、後からトリミングして形を整えます。
トピアリーの要領です。

ツゲは中軽井沢のお庭でも西側のお隣さんとの目隠しに植えたい木です。
密に植えて、きれいに刈り込んで形を整えたらちょっとしゃれた生垣になりそうです。

軽井沢では、自然の景観を保つため、家と家の境界線には塀などの遮蔽物
を作らず、どうしても必要な場合は樹木などで生垣を作りましょうという建築に関する
条例があるのです。

そんな軽井沢の街並みに調和した素敵なお庭を作りたいものです。

2012年2月8日水曜日

打ち合わせも大詰め

本当は今週軽井沢の現場を見に行くはずだったが、いろいろ用事があって
来週に延期。その代わり、昨日工務店の社長さんが打ち合わせに川崎の自宅まで
来てくれた。

いよいよ打ち合わせも大詰めで、当初の見積もりから増減があったところを見直した
金額をいただいた。あれやこれやの追加や変更、そして取りやめたもの、最終的に
やっぱり多少のアップは予想通りか。

塗り壁の色見本、窓枠の見本、ダイニングの天井の木材の見本を持参してくれた。

照明器具、壁紙を来週中に最終選定し、天然石やタイル関係は施主側で
いよいよ発注をかける。石とタイルは、アドバン、サンワカンパニーのショールーム
へ行って選んだもの。

今悩んでいるのは、キッチンの水栓。

前から注目していた、センサーに手をかざすだけで吐水・止水ができるInaxのナビッシュか、

娘のお奨めのグローエのK4シリーズか。


もちろんデザイン性は断然グローエ。見れば見るほどその曲線の美しさに心が惹か
れてくる。

しかし、これに浄水器「専用水栓を設置するとお値段も・・・
Inaxのナビッシュの浄水器内臓のものを選べば一番経済的ではあるけれど
・・・

あと1,2週間で最終結論を出さねば!

セントラル換気システム

山の家ではOMソーラーシステムを採用していたので、屋根で集めた太陽熱が床下に送り込まれ、いつ行っても(雨が続いたとき以外は)ドアを開けると、家中がふわっと暖かく乾燥していてとても快適だった。湿度というのは人の快不快を左右する大きな要素だと思うが、ハッピーバレーと呼ばれ、山に囲まれた谷にある軽井沢では、湿度が高く、家づくりにも湿気対策が必須なのだ。

中軽井沢の中古住宅のリノベーションでも、断熱と湿気対策が最大の課題だった。

いろいろな工法がある中、私たちが工務店さんから薦められ納得してお願いしたのが、断熱とセントラル換気システムを組み合わせた工法である。我が家でいえば、リビングの壁の一角から外気を取り入れて床下に送り、地熱で一定の温度を保っている床下の空気層で暖められる空気を、さらに暖炉後ろの壁上から室内に送り込む。そして、家中に行きわたった空気は各部屋からダクトを通って再び床下に集められ、屋外へと排出される。こうして24時間新しい空気が取り入れられ、家中を循環して外に吐き出される仕組みだ。面白いのは、このシステムでは各部屋の排気口が壁の上部ではなく床に近い場所につけらることだ。匂い、埃やカビや花粉などのアレルギー物質はみな空気の下に沈殿するから、極めて理にかなったことらしい。

我が家では、このセントラル換気システムが、主暖房(薪ストーブ)の熱を効率よく各部屋に回し、建物内の室温を一定に保ってくれることに期待して、補助暖房は床暖房をやめてガス暖房機にとどめた。外気が床下に回って循環する点ではOMソーラーと共通しているせいで、ぜひ導入してみたかった。
このセントラル換気システムのお値段は、だいたい最初に検討していた床暖房に相当するくらいだった。