旧軽井沢の絶景を望めるカフェに行ってきました。お山の上に昨年オープンしたばかです。
お店の名前をきいただけで、どこか突き抜けるような爽快さを感じますが、
私にとってはこのロケーションは特別の意味がありました。
前住んでいた山の家の延長線上の道にあって、前眺めていたのと同じ景色が見られるはずだからです。
去年の初めにその道を通ったときに、大がかりに山の上まで登る道を作る工事をしていて、いったいどんな方がどんな別荘を作るのかしらと思っていました。静かな別荘地の中、しかも交通のわかりにくいところに、まさかそんな天空カフェができるなんて夢にも考えていませんでした。
入口から車で登っていくと、駐車場に車がいっぱいなのにまずびっくりしました。
景色は、想像通り、愛宕山、碓井峠からプリンスのスキー場、離山までが一望できるスケールの大きさです。もう少し下からですが、私たちも山の家からこの同じ山並みを飽きずに眺めていたのです。
さらにびっくりしたのは、テラス席に座ってワインで食事をしているお客たちが醸し出す、優雅でくつろいだ雰囲気でした。ここでは、ある究極の贅沢をみんなが味わっている。その贅沢が与えてくれる本物の心愉しさがどの席からも伝わってくるのです。
もちろん夫もワインを注文して(私が運転)、美味しい生ハムをつまみました。
日がなこのオープンな空気の中で、読書でもできたらどんなにいいでしょう。
お隣の席の犬連れのご夫婦と、いつのまにか軽井沢の魅力について話し込んでしまいました。
旧軽井沢は、古い軽井沢も新しい軽井沢も、尽きない魅力がいっぱいです。