彼女のお宅には、めったにお目にかかれないようなビロード深紅のバラが1ダースほど
飾られていてその見事さに目を奪われたのだが、
そのバラは何と1カ月近くその美しさを保っているという。
さっそく佐久市岩村田にあるそのお店、アンフルールさんを訪ねてみた。
確かに最上級のバラが何種類も揃っていて、しかもお値段は都会とは比べ物にならない
お手頃さだ。
私が今回自宅に持ち帰ったのは、Crazy Twoという赤に白の絞りのバラ。
大輪のこのクラスのバラを置いているお花屋さんは都会でもそうはない。
初めて出会ったバラだったが、家に帰って調べると2004年に作出されたばかりの、
今をときめくデルバールのフレンチローズのひとつだった。改めて感激。
花弁の開き方が何ともあでやかで、ふわっと上品な香りがする。
Crazy Twoの上に飾っている絵は、流郷由紀子さんというバラの画家によるハコネサンショウバラ
の水彩画だ。野生バラを愛し、日本中、世界中を回ってバラを描き続けている方だ。
昨年の12月にバラの会で久しぶりにお会いし、年が明けてから彼女の八ヶ岳のアトリエを訪ねたのだ。現在彼女の水彩画を3枚お預かりし、そのうち1枚を我が家に譲っていただこうと考えている。流郷さんは有田で磁器に絵付けをするお仕事をしてから海外旅行に出られるので、6月に予定している軽井沢レイクガーデンの個展まで我が家に飾って楽しんでくださいという何とも寛容なお申し出をしてくださったのだ。
というわけで、贅沢なことに今年は年初から素敵なバラたちと暮らしている。
なんて素敵な薔薇でしょうか！
返信削除初めてみました。絞りの入り具合が何とも素敵ですね。
まるで絵画の中の薔薇のようです。
バラの画家さん、有田でもお仕事をされているんですね。
どちらの窯元なんでしょうか。
磁器の絵付けはとても難しいですよね。素晴らしい！
是非、拝見してみたいものです。
ブルボンさん
返信削除クレイジーツー、いいでしょう？ブルボンさんもお好きで嬉しいです。
確か以前にやはりデルバールの絞りのバラを買われた記憶があるのですが…
モーリス・ユトリロだったかしら？ デルバールの画家の名前シリーズの。
そうなんです。画家さんはママさんの本店をご存じでしたよ～。
窯元は何ていうのか…確か泉山の陶土ではなく後から発見された近くの島の陶土を使っているとお話されていました。白がとてもきれいに出るという…
私もひとつ彼女の片口茶碗？を持っているのですが、写真をお送りしますね！
アンフルールさん、小さいけれど素敵なお花が多いですよね。
返信削除こちらに来て、数はそう多くはありませんが、ポツリポツリとこだわりがあるお店があるなぁと感じています。
また、お気に入りの場所が増えましたね♪
水彩画、そのうち見せていただきたいわ～
ミモザさん
返信削除アンフルールさんご存知でしたか？とても良心的なお店ですね。
中軽井沢のエドウィンモレナールが先日閉店してしまってショックです。
そうですね、こちらで思いがけない場所にこだわりのあるお店を発見するのが楽しいですね。
水彩画、ぜひ見にいらしてください～。ハコネサンショウバラはミモザさんも植えてらしたですよね？ まだクレイジーツーもきれいですよ。