2017年10月2日月曜日

ああすればよかったと思うことは?

完成した家に遊びに来てくれる友人からよく聞かれるのは、家づくりでああすればよかったという点はありますかということです。


総じてとても満足している家ですが、2つ挙げたいと思います。


1.玄関の中にブーツなどを脱ぐスペースが欲しかったと思っています。


軽井沢では、薪運びや落ち葉掃きなど外での作業がとても多いです。
冬も長くて地面が雪に覆われているときは、家に戻るとスノーブーツの雪を落とさなくてはなりません。この作業をゆっくりと座って行えるスペースがあればなあといつも思います。この外と内をつなぐ空間は、ガーデニング作業時にも役立つと思います。土のついた長靴や手袋を脱いで置いておくスペースにもなるでしょう。家の顔としての玄関より、もっと実用的で気軽に出入りできるスペースが欲しかったなあと思います。


2.食品の貯蔵室


我が家は建築時に断熱をしっかりしてもらい、しかも家中が均一な温度になるような送風システムを設置してもらいました。お陰でも一年を通してとても快適に過ごせていることは言うまでもありません。
ただマイナスもありました。リンゴやミカンなどの果物や漬物類を長期保存したくても室温がどの部屋も高すぎてうまくいきません。この土地の習慣にならって晩秋に野沢菜を大量に作ってみた時も凍らない程度の低温を保てる貯蔵室があったらなあとつくづく思いました。


以上、やはり住んでみないと思いもしなかったことでした。

2017年9月29日金曜日

家に何を一番に望んだのか?

家づくりは広さや予算という制限の中で、
自分が住む家に何を望んでいるのかを問い続けながら進めていきます。

私は何を一番に望んだのでしょう?

答えは自然との一体感だったと思います。
だからこそ軽井沢に住むことを選んだのであり、
光がふんだんに差し込み、
どこに目を転じても窓の外に木々の緑が見えるような家を作りたかったのです。


その意味では、家づくりは満足いく結果となりました。

2017年9月28日木曜日

家づくりを振り返って 

このブログは軽井沢の地に終の棲家を建てるための家づくりをテーマに始めたものです。
この家に住み始めて5年余りが経過した今、今回の家づくりを振り返ってみようと思います。


寒冷地に住むのはもちろん初めてです。軽井沢の山の家には真冬はあまり行きませんでした。
しかし新しい家は終の棲家である以上、毎冬をここで過ごすことになるのです。
今回の家づくりで一番気を使ったのは、冬でも暖かく住めるかどうかということでした。
この点では、建築業者さんが丁寧な断熱工事をしてくれたお陰で冬も寒い思いを
しないで済んでいるので、本当にありがたいことです。


ただひとつ予想できなかったことがありました。
それは玄関へ上る石の階段が1月、2月には雪が積もってとても滑りやすくなることでした。
特に積もった雪がいったん解けて凍結するとつるんとこけてはと階段の上り下りも恐々でした。


そこで玄関の屋根を階段まですっぽりかぶるよう、もう一段付け足す工事をお願いしました。
写真で屋根が2段構造になっているのがお分かりかと思います。
それにプラスして、階段にアイアンの手すりもつけてもらいました。


ある程度の工事費がかかりましたが、お陰で玄関からガレージに雨の日も雪の日も濡れないで
移動することができるようになりました。





家づくりには住んでみないとわからないことがあるとつくづく思った一つの例です。

2017年9月27日水曜日

月日は流れて


月日は流れて今は2017年9月です。

都会から軽井沢の自然の中に移り住むと決心してから、
この家づくりブログを始めました。

人生の中でのとても大きな決断。

大きな環境の変化にともすれば心が呑み込まれそうになるときも
このブログを綴ることが
心を安定させ支えてくれました。
今振り返ってみると本当になつかしいです。

以下の写真は、4年前の5月に記事を書こうと思って
写真だけ挿入していたものです。
このままアップしようと思います。

この頃撮った写真にはすべてが新鮮で驚きだった気持ちがあふれて見えます。





玄関前の植え込み
ツツジが咲き始めています。



薄いピンクの大きな花。 


燃えるような朱色の花、ヤマツツジ





敷地の木を伐って薪にしてもらったのでしょうか。
寒冷地では薪の蓄えはとても大事です



2013年5月1日水曜日

軽井沢へ移住して1年が経ちました

大変長いことご無沙汰してしまい、ご心配おかけしました。
いつも拙いブログを読んでくださってありがとうございます。

昨夏からの腸の病気でまた体調を崩していたプシケーですが
ようやく安定して回復基調にあります。今度こそ本物です!
いろいろ悩んでいるときに軽井沢で犬猫の手作り食のセミナーがあったので参加し、
一大決心をして手作り食に挑戦、最終的に完全にドッグフードから切り替えました。
さらにセミナー講師の薦めで動物病院を諏訪にある自然療法の病院に変えたことで、
一進一退だった病状がすっかり快方に向かいました。鍼やホメオパシーといった
治療がプシケーにはとても効いたのです。
ここに辿り着くまでは一時かえって悪くなったり、山あり谷ありの苦労の日々でしたが、
セミナー講師の親身なサポートのお陰でいくつもの山を一つ一つ乗り越えました。
4,5種類あった薬を飲まないでも何とか体調を保てるようになりました。
今後はこれまで週1回ペースだった病院通いの間隔を少しずつ延ばしていければ嬉しいです。

そして昨年結婚した娘にこの秋ベビーが誕生することになりました。
仕事は続けているもののつわりで食事が作れない、食べられないとの悲鳴に
食べられそうなものを作って送ったり、週末には新幹線に乗って食事作りなど家事の
手伝いに行ったり…。娘の旦那様がこの4月から夜間の大学院に通い始めていることも
あって大忙し、食事作りをする人がいなくて二人して栄養失調気味(!)なのです(笑)。
先週末は娘が5か月に入ったので、戌の日の安産祈願に大宮の氷川神社にお参りして
きました。初めての経験をしながら自分自身親にしてもらったことを思い出して
そのありがたさをかみしめたりもしています。
デパートのマタニティーコーナーで「おまごBOOK」というパンフレットをもらい、
心の準備も整えています(笑)

この間私の頸と腰の痛みが悪化して、近くにあるリハビリ病院へ通い始めました。
生まれて初めて理学療法士さんの指導を受け、姿勢から直しています。
しばらくパソコンを見るのがしんどくなっていましたが、大分よくなってきてました。

そんなこんなでブログ更新できなかった間にも
季節はどんどん進み、軽井沢にもついに桜が咲き始め、
草木が萌え出でる季節になりました。

気が付いたらもうゴールデンウィークの真っただ中ですが、
昨年4月半ばに軽井沢へ引っ越してから1年が過ぎたことになります。

総じて健康にも友人にも恵まれ、信州の自然や食の豊かさ発見の日々。
感謝しつつ毎日心弾ませて過ごしています。
「本当に思い切って引っ越してきてよかった!」というのが心からの感想です。


いつもの散歩道です
木々が芽吹き始めてふわっとしたやさしい風景
 





















諏訪の慈雲禅寺のしだれ桜
今年一番心をひかれた桜です


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
家づくりをテーマとして始めたこのブログ、そろそろ家づくりのまとめを書いて
一区切りつけようかと考えています。


2013年2月19日火曜日

健康作りとヨガ教室

軽井沢へ引っ越してから、何もかもがおいしくて2キロ太ってしまった。
とにかく体が重くて動きが緩慢になって運動量が減るという悪循環。加えて、年齢とともに基礎代謝が落ちているらしい。何とか減量しなくてはと真剣に悩み始めていた。

自分の体は自分でケアすべしという厳しくも熱い指導を受けてきた川崎時代の体操の師からも離れてしまって、いよいよ何か体にいいことを始めなくてはと、今年になってこちらの友人の紹介でヨガ教室に通い始めた。

ヨガというと難しそうな何とかのポーズというイメージばかりが先行して、何もその本質はわかっていなかったが、初めてお教室に参加してみたら、まったく自然な動きと呼吸法でとても気持ちよかった。足の指をマッサージしたり、手の指と合わせて組んだり、足首回しをしたりするのが、前の体操のクラスとも似ていてすっと入りこめた。

インストラクターの指示に従い、縮みきった筋肉を息を吐きながら伸ばしていく。
「この動きは~」・・・「自律神経を整えます」「やる気のスイッチを入れます」「睡眠の質を上げます」「基礎代謝を上げます」「地面を蹴り上げる力を作ります」・・・。流れるような動きの中でインストラクターが入れてくれるコメントがひとつひとつ響いてきて、『あ~、それそれ、私が必要としていたのは・・・』といちいち感激してしまう。
私はどれだけ体のケアをサボっていたのだろう・・・。

それから毎週の楽しみとなったヨガ教室だが、先週4回目のお教室から帰ると、寒気がしてきて熱が出て、お腹が下り始めた。その晩はトイレに通うことになり、翌日近くの内科に行くと、ウィルス性胃腸炎とのこと。3日目に脱水症になりかけて点滴を受ける。3日間はむかむかして、お腹が痛くて大変だった。

今自分の健康は自分で守らなくてはいけないとつくづく思っている。

健康作りは今年のテーマのひとつになりそうだ。

2013年2月11日月曜日

テーブルウェアフェスティバル2013

土曜日は、我が家では毎年恒例になったテーブルウェアフェスティバルに東京ドームまで行ってきた。今年も娘の旦那様を含めた家族全員プラス姪っ子が集まり(あっ、夫はプシケーと義母のホームを訪問)、楽しいひと時を過ごした。去年よりずいぶん人出も多くて賑わっていた。


今年も真っ先に足を運んだのは、プシケーの実家、有田焼の老舗「鷹巣瑞光堂」さんだ。
息子も娘夫婦も私たちも、それぞれが毎年少しずつ和食器を買い足すのを楽しみにしている。



今年我が家が分けていただいた焼き物皿
この重厚感、磁器の白い肌、藍の色合い、色鮮やかな絵付け、とても気に入っている


鷹巣瑞光堂さんの陶器のお人形「七福神」
一体一体が繊細な作りで、いいお顔をしている

 
今年の展示は木やお花が昨年よりは使われ、以前の華やかさが少し戻った気がする。
とにかく人人人であまりまともな写真を撮れなかった。


 
 
 
 



今年私のハートを捉えたのは、エーゲルマンのボヘミアグラス。
年とともに手の込んだ伝統工芸品に心惹かれるようになってきている。