10何年前に世田谷区に3階建て住居を建てた妹が言っていたことだが、「家づくりは予算との闘い」という言葉を、今回の家づくりでは何度も思い返す。
ひとつ予算オーバーのものをオーダーしてしまえば、別なものは抑えるというふうにしないと、限りなく建築費が膨らんでしまう。5万円、10万円の違いだったらいい方をというのは要注意の考え方で、これが積み重なってあっという間に何100万円の差になるのだ。
そうは言いながらも、譲れないものも多くて、予算の中でどうにか思い通りのグレードを実現しようと思うと、自分で調べて自分で納得できるものを調達することになる。
インターネットが普及した今の世の中では、施主が自分で材料や設備機器を注文して建築業者に支給するということが可能になった。我が家の場合も、具体的にはキッチン、洗面ボウルや水栓、床材、設備機器などかなりの部分を施主支給させてもらった。建築業者さんにとっては、正直迷惑な話だろうが、施主の思いをかなえるためには協力も仕方ないといったところだろうか。
リフォーム総額のうち、どこに予算をかけ、どこを抑えたかはまた別の機会に書きたいと思う。
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