連休前にテラスの基礎工事が始まり、工事の方から思わぬプレゼントをいただいてしまった。
こちらでは庭を掘ると浅間石と呼ばれる大小の溶岩がごろごろと出てくる。
その石の窪みに土を入れれば苔やお花を栽培できるという話を夫婦者の基礎屋さんからお聞きし、私も挑戦してみたいと大いなる意欲を見せたところ、さっそくお宅からすでに完成品のスギゴケや、植えてみるといいという芝桜やランまでもってきてくださった。しかも、とても栽培が難しいといわれている山野草の大輪トキ草まで分けてくださった。
お礼によかったら私のもってきたバラの鉢をひとつおもちくださいと薦めたが、バラは趣味ではないと却下されてしまった。
手前が植木鉢がわりになった溶岩 右ふたつはスギゴケが着生している 右上の芝桜などを石灯籠の横の大きな溶岩の窪みに土を入れて植えつけてみた |
左手前のピンクの花が大輪トキ草 |
下の立派な肉厚シイタケは、お隣の奥様からいただいたもの。直径が10センチ近くある。何とお庭で 原木にシイタケ菌を入れて栽培していらっしゃるのだ。原木になるクヌギやナラは、お隣や我が家の庭にはいくらでも生えているから、シイタケ栽培には適した環境なのだろう。シイタケ栽培用の原木も近くで手に入るそうなので、私たちも近い将来試してみたいとまたしても意欲が湧いている。ちなみにこの倍ほどの量をいただいたシイタケだが、高温でグリルするとやわらかくジューシーでとてもおいしかった。オリーブオイルやレモン、お醤油をたらしていただき、5人で2日でなくなってしまった。
お隣の奥様も無類の植物好きのようで、一日に何回もお庭に出ては春先の植物を愛でておられる。私がもってきたバラやギボウシやクリスマスローズにも大いに興味を示され、どんな庭ができるか楽しみだと言ってくださる。
そして、ご近所にもう一軒、お知り合いができた。
藤沢から2年前に軽井沢へ移住された、私たちと年齢の近そうなご夫妻だ。大型犬を飼われていること、お庭への造詣が深いことで、すでにいろいろ教えていただいた。越してきて数日目にお茶にお呼ばれし、浅間石を使ってご自分たちで造園された山野草のお庭を見せていただいたが、軽井沢らしい自然を生かした私の目指すお庭の見本のようで、早速庭づくりの師匠が見つかったと喜んでいる。
最後に、今日突然山の家の別荘仲間のご夫婦が訪ねてくださった。毎年ゴールデンウィークには、
獲れたての筍をゆでたものを山のように分けてくださるのだが、今年も少し遅れて、でも忘れずにいらしてくださった。私たちが家庭菜園をしたいと前から言っていたので(夫の担当ですが)、ご自分たちがやはり家庭菜園で使っているという豚糞堆肥も運んできてくださった。農家の方が使っているという普通では手に入らない肥料とのことで、本当にありがたいことだ。
ここの土は何層にもなった腐葉土なので栄養分があって、多分上手に野菜が作れるのではないかということだった。
お庭づくりへの期待が高まってきた。お陰でこちらでの交友関係も恵まれたものになりそうだ。
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