2012年5月16日水曜日

ごめんね、ティナちゃん

先週はずっと大工さんや基礎屋さんが入って、テラス工事の毎日だった。
テラスの他にも、屋内のちょっとした追加工事もお願いしたので、足りなかった収納も
何とか増えて一気に引越し荷物の片付けが進んだ。

ばたばたとせわしない1週間が過ぎた日曜日の深夜に、プシケーの一番仲良しの弟犬オスカーの
ママからメールが入っていた。
胸騒ぎがしてメールを開くと、3頭のセターのうち、一番年上のティナちゃんが闘病を終えてお星様になってしまったという。。。
愕然として、涙が止まらなかった。ティナちゃんにぜったいもう一度会うつもりだったのに。。。


ティナちゃん


仙台のオスカー家のお庭で
左からティナちゃん、オスカー君、パトラちゃん、プシケー
ティナちゃんはセターの穏やかで人懐こい性格のよさを誰よりも備えているエレガントなお嬢さま犬だった。あくまでも天真爛漫に振舞うけれど、どんなことも許されてしまうチャームのある子なのだ。
末っ子のパトラちゃんは、いつもティナちゃんのやることを真似て、ティナお姉ちゃんにぴったりくっついていた。お姉ちゃんと同じことをやりさえすれば、人から愛されること間違いなしと知っていたからだろう。

プシケーの弟犬オスカーのご一家とは、5年前に出会って以来本当の親戚みたいなお付き合いをさせていただいていて、ゴールデンウィークにも、お盆にも、秋にも必ず軽井沢か仙台で一緒に休日を過ごしていた。

でも、昨年私たちが軽井沢移住計画を実行に移すべく、夏に旧軽井沢の山の家を売却してからは、そんなお付き合いがしばらく途切れてしまっていた。当初は秋に完成するはずの新居の工事が延び延びになっているうちに、ティナちゃんが昨年末から体調を崩してしまったのだ。大型犬の12歳という年齢を思えば、この期間がどれほど大事な時期だったかわからないのに、うかつにも私は、何とか小康状態のときに軽井沢に来てもらえるだろうと信じきっていた・・・。

ティナちゃん、ごめんね。
ティナちゃんにこの新しい家のお庭で走ってもらうのをずっと楽しみにしていたのに、間に合わなかったね。家づくりが長引いてしまって、ついに来てもらえなくなっちゃって、本当にごめんね。

自然が大好きだったティナちゃんは、私たちの新居に来てくれたら、お庭の木々の間を縫ってバンビのように嬉しそうに跳ね回ったにちがいない。私にはそんな姿がどうしても目に浮かんできてしまう。

ティナちゃんはつらかった闘病の苦しみから解放されて、きっと天国でも、お花の咲いた野山を楽しそうに跳ね回っているのじゃないかしら。

パパさん、ママさん、お気を落とされていることと思いますが、どうぞ元気を出してオスカーやパトちゃんのために、またがんばって下さいね。

2 件のコメント:

  1. オスカ-ママ2012年5月17日 11:21

    ここが新しいお家になるのよと、初めておじゃましたときティナが広いお庭の林の中をピョンピョンと走って行ったのが目に焼き付いていてはなれなせん。 必ずティナを連れておじゃまします。たくさんの楽しい思い出をパパさん、ママさんから作って頂いて本当にティナは感謝していると思います。本当に有り難うございました。

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  2. オスカーママさん

    コメントありがとうございます。
    そうでしたね、ティナちゃん、まだ家ができる前のお庭に来てくれたとき、まるでそこが私たちの新居になることを知っているみたいに嬉しそうに跳ね回ってましたね。あれが私たちにとってティナちゃんの最後の姿になってしまいました。またご一家でいらしてくださるのを楽しみにしています。ティナちゃんもきっと一緒に来てくれると信じてます。

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