その土地に立って自分がそこに住んだことを想像してみたとき、心の中に
どれだけの広がり、可能性、豊かさを感じられたかということに尽きるような気がする。
購入した中軽井沢の中古住宅 |
建物自体は、昭和の終わりに建てられ、しかも夏仕様の別荘だったから、かなり手を入れなければいけないことは予想がついた。それでもシンプルながら、檜の床材、ヒバの壁材を使った自然素材の家で、 間取りも工夫次第でうまく変えられそうな予感があった。
土地代としては予算超過だったこの物件も、中古住宅を全面改装すれば新築ほどの費用はかからないだろうから、採算が取れる。いいリフォーム業者さえ見つかれば、きっと理想の家が建てられるのではないか。こう考えて、私たちは人生第2章の家づくりをスタートした。
しかし、当物件購入が5月の末で、実際に工事の契約にこぎ着いたのは11月に入ってから。思い通りの家をつくれそうと思える施工業者に出逢うまで、かなり時間がかかってしまった。
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